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入江塾は、京都市の塾グループ「育星舎」のなかの中学受験専門部門で、小学生を対象とした学習塾です。授業は1科目週1回1時間。無理のない楽しい中学受験を。本部の北野教室(北野白梅町、円町)を中心に出町教室・桂教室でも開講中。洛星、洛南、西京、洛北、東山、京都女子、同志社など多くの中学に合格の実績があります。

安楽死 その7

 

第2波 自殺16%増 女性・子どもの上昇深刻

……一方、第2波時には、女性の自殺率は37%上昇して男性(7%)の約5倍に上り、主婦の自殺も倍増。20歳未満の自殺は49%上昇したという。

一般に経済状況の悪化時には男性労働者の自殺増につながるが、新型コロナウイルス感染症の影響下では、異なる傾向が見てとれたという。……

※第2波 7月~10月                朝日新聞 1月21日付

 

児童生徒の自殺 最多479人   コロナ禍の昨年 休校明けに増加

2020年に自殺した児童生徒の数が前年比で約4割増の479人(暫定値)に上り、過去最多だったことが文部科学省のまとめで分かった。小中高校生のいずれも増え、特に女子高校生は138人と倍増、コロナ下の長期休校が明けた6月や8月が多かった。うつ病などの悩みが増える傾向にあり、文科省は相談窓口などの態勢を強化する。……

朝日新聞 2月16日付

 

このシリーズで問題にしている安楽死とは異なり、将来があるのに個人的な悩みがあって自死する「自殺」は通常は何としても避けなければならないというのが社会的要請であろう。

 

特に去年コロナ禍の中7月18日、三浦春馬さんの「自殺」は少なからず世に衝撃を与えた。「安楽死 その5」で紹介した映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」を数週間前にDVDで観ていた私はその事実を当初信じられなかった。さらに驚いたのは14年1月スタートのドラマ「僕のいた時間」(フジ系)の企画を自分で持ち込み、主演を務めたということである。私は見ていないが、彼は難病ALSに侵されていく大学生を好演していると評価されていた。「今まで尊厳死ではなく尊厳生の物語でALSが描かれたことはまったくなかったので、私はこの作品が春馬さんの代表作だと思っています。」(日本ALS協会元理事 川口有美氏―週刊文春2020.8.6)難病を患いながら強く生きる人間を演じた彼にとって「自殺」という最後は相応しくなかったのではなかろうか。

 

ところで、日本では「自殺」は刑法に触れない。キリスト教国には犯罪とする国もあるらしいが、自決も人間の尊厳を守る儀式の一つと考える日本では、「自殺」そのものは不可罰となっているという(もちろん死者を実際に罰することはできないが)。ところが、安楽死その3でも問題にした「自殺幇助」は、主犯ともいえる「自殺」がいわば「自殺罪」に問われないのに、これが刑法上独立して1つの犯罪「自殺幇助罪」となっている。

 

これはなぜなのだろうか。

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●育星舎グループ顧問:入江篤志

☆小3の頃は、九九が覚えられず 居残りをさせられたぐらいの学力の子。

しかし、すぐれた師匠達との出会いのお陰で、私立洛星中学、さらに京都大学法学部に合格する。

ところがその後学習意欲を喪失。

長いモラトリアムの末アルバイトをしながらプロ家庭教師に、そして学習塾を設立、今に至る。

 

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