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入江塾は、京都市の塾グループ「育星舎」のなかの中学受験専門部門で、小学生を対象とした学習塾です。授業は1科目週1回1時間。無理のない楽しい中学受験を。本部の北野教室(北野白梅町、円町)を中心に出町教室・桂教室でも開講中。洛星、洛南、西京、洛北、東山、京都女子、同志社など多くの中学に合格の実績があります。

父と私

NHKスペシャル「瀬戸内寂聴密着500日」を観た。

大病で入院し、今年復帰、活動を再開された様子が映っていた。

御年93才。

「100才まであと7年だ」と未だ意気軒昂だ。

 

ところで今年亡くなった私の父は瀬戸内氏と年令も出身地(徳島)も同じだった。

父も長寿の方と言えるだろう。

ここ数十年実家で行う恒例の新年会があるのだが、盛期には30人ほどが集まった。

そんな新年会を今年も催した。

父は何しろ酒(特に日本酒)が好きで、またよく人を集めて宴会をした。

もちろん晩酌は毎日。

若い頃程ではないが、それでも倒れる直前まで毎晩3合は呑んでいた。

 

父は母子家庭で育った。

父親の顔を知らない。

経済的にも苦労したらしい。

戦争で学徒出陣も経験し、終戦後司法試験に合格し、裁判官になった。

その時私が生まれている。

その後東京に赴任してから私が小学校1年のときに大阪で弁護士になった。

 

私にとっては非常に怖い父親で「(家族はお母さんだけでいいのに)何でお父さんは居るの?」と幼い頃母に聞いたぐらいだ。

柔道などのスポーツで鍛えた父の身体は大きく頑健であった。

学力でも体力でも私は父に対し劣等意識を持って育った。

 

そんな私を直接の教育は母に任せていながら、背後で父は自分の思いどおりに育てようとした。

自分が苦労したことを私に経験させまいと無意識にコントロールしようとした。

そのお陰で私は定められたレールの上を走る列車のようであった。

例えば大学受験も法学部以外は考えられなかったし、大学で就職活動もしなかった。

良い意味で悩みはなかった。(続く)

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●育星舎グループ顧問:入江篤志

☆小3の頃は、九九が覚えられず 居残りをさせられたぐらいの学力の子。

しかし、すぐれた師匠達との出会いのお陰で、私立洛星中学、さらに京都大学法学部に合格する。

ところがその後学習意欲を喪失。

長いモラトリアムの末アルバイトをしながらプロ家庭教師に、そして学習塾を設立、今に至る。

 

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