入江塾は、京都市の塾グループ「育星舎」のなかの中学受験専門部門で、小学生を対象とした学習塾です。授業は1科目週1回1時間。無理のない楽しい中学受験を。本部の北野教室(北野白梅町、円町)を中心に出町教室・桂教室でも開講中。洛星、洛南、西京、洛北、東山、京都女子、同志社など多くの中学に合格の実績があります。

育星舎代表ブログ

本物の塾 その1(2022年8月)

「E判定からの逆転合格」よくある塾・予備校の宣伝文句ですが、その実態は玉石混交。Ⅴキャンパスは、現役時代に箸にも棒にも掛らない成績だった息子を、基礎学力の徹底を通じて合格へと導いてくださった本物の塾だと思います。

 

高校時代の息子は、ヨット部に所属。県大会で二度優勝を経験。インターハイ出場を目指し、練習に明け暮れる日々。文武両道とは程遠く、墜落寸前まさに低空飛行な三年間を過ごしておりました。部活引退後の二者面談の際も「この成績で浪人するのであれば、現役で行ける大学へ行くことをおすすめします。」と担任からも匙を投げられる始末。共通テストも予想通り、散々な結果でした。「行ける大学がない。俺のようなバカが浪人しても無駄だ。」と絶望しており、三年間勉学の努力を怠った身から出た錆とはいえ、本人や主人や私も途方に暮れておりました。

 

このような成績で大手予備校に入ったところで、一年後の結果は同じだと予測するのは簡単なことです。とにかく「面倒見の良い、基礎学力を徹底して身に付けてくれる個別指導の塾・予備校はないものか?」と必死になって探しました。しかし住んでいる茨城県内にはありませんでした。

 

ふと「私の実家がある京都で浪人生活を送らせてはどうか?環境を変えることもいいだろう。」と思い、京都市内の塾・予備校を探しました。すると、私の理想とする塾「Vキャンパス」に辿り着いたのです。ホームページを拝見し、「ここは本物だ。信頼できる。」と確信しました。

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「学力の高い生徒さんのみならず、息子のような学力の低い生徒でも決して見捨てず、テスト本番で力を出し切れる本物の教育をしてくださる塾はVキャンパスである。」と親子共々実感した一年間でした。お力添えいただいた先生方に、改めて感謝申し上げます。

Vキャンパス 合格体験記

 

3月下旬、私は前立腺ガンの手術を行ったため入院していた。その時、何通かのVキャンパスの合格体験記が持ち込まれた。体調が良くない状態で文章などを読み込むことは気分的にも悪い。しかし、最終チェックのためのもので急がねばならない。頑張って目を通すことにした。読み進んでいくうちに、それぞれの苦闘の体験が私のその時の弱気をいましめ、奮い立たせてくれようとは思いもよらなかった。私は何遍も読み返していた。

 

塾の経営は大変だ。大手の進学塾のタイプには優秀な生徒を集めてその結果、多数を一流校に合格させているものがある。我が子も合格できるのではと思い多くの親がそこに通わせようとする。脱落者が何人も出ていることは知られていない。

 

それに対し成績の芳しくない生徒が良き指導でメキメキ成績が上がり、中堅校に合格しても大半の保護者は関心を示さない。その結果、進学塾の成功のひとつは優秀な生徒を集められるかどうかにかかってくる。

 

その点、育星舎は塾の運営が下手だ。成績の落ち込んでいる生徒にも目を向けてしまうからだ。

 

本物の塾 その2(2022年9月)

本物の塾はめったにない。Vキャンパスの合格体験記のように、地元では見つからず、わざわざ親の実家のある京都に単身移転して通うということもある。

 

それに近い生徒が中学受験専門の入江塾にもいた。

ある時、近畿圏外の地域から電話の問い合わせがあって驚いた。入江塾の講師は当然断ろうとしたが、私は電話を取り次いでもらい話を聞いてみた。「当地域の大手塾に通っている小学5年生の男子だが成績は最下位だ。京都の中学を受験したいので入江塾に通えないか」という内容だった。Vキャンパスもネットで「ここだ」と決めたようだが、入江塾の場合も同じだった。

 

私が新幹線とJR在来線で先方へ出向き会うことになった。駅には会社を経営されているというお母さんが迎えに来てくれた。私は相手方の熱意をとても感じたが、「生徒本人を指導して学力を確かめたい、そして入江塾に来てもらって実際に通えるかどうか考えてほしい」と言った。本人に会って指導してみると、学力は相当低く、目指す中学には遠く及ばなかった。ただ、知能は低いわけではないので「何とか伸びるのでは」とかすかな希望を持った。そのためには想像を絶する労力が必要だということはその時点では理解していなかった。

 

土・日だけ入江塾に来ることになった。しかし、小学校のある月曜から金曜までをどうするか、それが問題だ。私は地域の個人塾で面倒見のよいところはないものかといろいろ調べた。2、3電話で問い合わせてみたが、不審がられて門前払いを食らった。

 

講師の求人募集をしてみた。ようやく1人の男性が決まった。いろいろな事情で指導するためのワンルームも必要となった。月謝が高額にならないようにするため、講師料も部屋の賃貸料もリベートをとらないことにした。私は何度となく京都から出向いた。生徒の母親も父親も感謝しながら「どうして、こんなにしてくださるんですか」と質問されたりもした。私も自分がどうしてこんなことをしているのか正直言って分からなかった。

 

偶然、知り合いの女性が結婚してその街に引越しすることになったので、講師になってもらった。月曜から金曜まで2人の講師が交代で毎日、個人指導できるようになった。土曜は京都に来てもらい入江塾の集団授業、日曜は私の個人指導と他の生徒も交えての個別演習ということになった。一般的に見れば、「小学5年生に何と苛酷なことをさすのだ」という意見もあろう。しかし、本人も受験を希望して覚悟していたし、1年で成績を飛躍的に上げるためにはこのようなカリキュラムにせざるを得なかった。

 

ただ本人はまだ子供だ。月曜から金曜までの個人指導、日曜の指導などでは授業態度が悪いこともしばしば、そんな報告を受ける度に「もう塾をやめろ」と私は真剣に怒ったものだ。それだけでも相当なエネルギーが必要だった。


●育星舎グループ代表:入江篤志

☆小3の頃は、九九が覚えられず 居残りをさせられたぐらいの学力の子。

しかし、すぐれた師匠達との出会いのお陰で、私立洛星中学、さらに京都大学法学部に合格する。

ところがその後学習意欲を喪失。

長いモラトリアムの末アルバイトをしながらプロ家庭教師に、そして学習塾を設立、今に至る。

 

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