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入江塾は、京都市の塾グループ「育星舎」のなかの中学受験専門部門で、小学生を対象とした学習塾です。授業は1科目週1回1時間。無理のない楽しい中学受験を。本部の北野教室(北野白梅町、円町)を中心に出町教室・桂教室でも開講中。洛星、洛南、西京、洛北、東山、京都女子、同志社など多くの中学に合格の実績があります。

書写

中学受験部門の入江塾で先日4年・5年・6年の保護者対象に塾の学習についてのアンケートを行った。

その返信の中に、宿題として課している天声人語の書写について「これは無意味ではないか」との意見が書かれていた。

そのお子さんは提出間際になってあわてて乱雑な字で書いているというのである。

内容も理解していないようだし、文字の練習にもならないということだろう。

 

私もなるほどと思い、週2回分を1回分に減らし、ただ単に提出させるだけでなく字のていねいさで可・不可の評価をつけることにした。

 

全く廃止しなかった理由はいくつかある。

1つは私の大学受験の頃から天声人語の要約は効果があるとされていたし、今も記述式などには効用があるといわれている。

だから天声人語そのものは良い文章といえるのではないか。

また、書写を入江塾に導入したのは知能開発教材にヒントを得たからである。

「点描写」というそれは、格子点を結んだ複数の直線でできた図形例をかき写すものだ。

図形ではないが文字でも知能発達の効果があるのではないかと思ったのだ。

印刷やコピーのない時代、書写はあたりまえであった。

指を動かし文字をかくという行為はIT機能が発達した現代だからこそ知的だけでなく精神的にも必要ではないだろうか。

さらに文章の意味内容がわからなくても、良いものは自然に脳に好影響を与えると前々から私は思っている。

例えばユダヤ民族が優秀なのは幼児の頃から旧約聖書に慣れ親しんでいるからだと聞いたことがある。

日本でも同様な話がある。

湯川秀樹のすぐれた学者兄弟が育ったのは5才の頃から論語を漢字で意味もわからないまま音読し暗唱する勉強法の効果だとの説もある。

 

まあ、野球の素振りをやる気ない状態で続けても打撃力はつかないかもしれない。

幼い子どもに興味のないことを強制するのは難しい。

書写が効果的になる方法はないものだろうか。

 

 

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●育星舎グループ顧問:入江篤志

☆小3の頃は、九九が覚えられず 居残りをさせられたぐらいの学力の子。

しかし、すぐれた師匠達との出会いのお陰で、私立洛星中学、さらに京都大学法学部に合格する。

ところがその後学習意欲を喪失。

長いモラトリアムの末アルバイトをしながらプロ家庭教師に、そして学習塾を設立、今に至る。

 

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