「夏休み短縮に反対!私の市の小学校では今年から1週間、夏休みが短くなりました。私は反対です。・・・・・」
これは先日、朝日新聞の(読者の)「声、voice」欄に載った小学生の意見だ。
逆に7月、「夏休みはもっと短くするべきだ」との大人の意見が掲載されたこともあったが。
京都では8月25日から小学校は始まったようだ。
私の頃は9月に入ってから学校に行き始めたから、1週間は早まっている。
昔は学校が始まってからも昼までの短縮授業が1週間ほど続いていたように記憶している。
また冬休み、春休みも昔に比べれば短くなっているように思う。
ただ、以前は土曜日の午前中授業があったから、授業時間数としては同じ程度なのだろうか。
長期の夏休みは少年(特に中高生)の非行も問題となる。
また事件に巻き込まれたりする場合が報道されている。
他方、休み明けの自殺にも注意する必要があるという。
塾としてはどちらの意見に与するべきか。
ただ、長い夏期講習はそれなりに良かった。
中学受験の「入江塾」の場合、北野教室で一斉に授業が行われる。
通常授業の曜日がちがう生徒や、他の教室の生徒などが一堂に集まる。
公園に行ったり、アイスクリームを食べたり、そんなことをしているうちに仲が良くなる。
同じ志望校へ一緒に行きたいと思うようになる。
9月以降の受験勉強の追い込みに大変効果があった。
もう10年以上も前になろうか。
合宿をする時間的余裕もあった頃。
「科学の学校」の夏期合宿で遠出した時代がなつかしい。