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入江塾は、京都市の塾グループ「育星舎」のなかの中学受験専門部門で、小学生を対象とした学習塾です。授業は1科目週1回1時間。無理のない楽しい中学受験を。本部の北野教室(北野白梅町、円町)を中心に出町教室・桂教室でも開講中。洛星、洛南、西京、洛北、東山、京都女子、同志社など多くの中学に合格の実績があります。

乱立

また新しい学習塾が近くにできた。

私の塾から徒歩10分圏内である。

すでにある塾で主だったものを書きだしてみたら13塾もあった。

30年前、私が塾を始めた頃は皆無だったのに。

 

飲食店や美容室も増えてきた業種だが、学習塾に関しては同業者の私から見ても奇異に映る。

教室展開した自分の経験からみて不思議なのである。

まず、採算が合うのだろうか。

ほとんどが企業経営(フランチャイズも含め)タイプの塾なのでそこは計算されているのだろう。

しかし、少子化もあり生徒数は限られている。

塾のかけ持ちなどは少ないだろうし。

パイのとり合いというところではないか。

つぎに、講師の養成は追いついているのだろうか。

講師の教務力はすぐにはつかない。

特に出店しているのは1:1あるいは1:2の個別指導塾だが、この業態だと集団指導に比べ当然多くの講師を必要とする。

粗成乱造に近いものがあるのではないだろうか。

さらに、大手塾のチラシやコマーシャルなどの宣伝力にも驚く。

どれほどの金額をかけているのだろうか。

必然、その費用は指導料に含まれると思うが、格安の塾もあるからその裏には何があるのだろう。

 

他人ごとのように言っているが「この育星舎の今後の経営はどうか」、これから真剣に考えなければならない。

お陰様(?)で今までのところ大きな影響は受けていないのだが。

 

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●育星舎グループ顧問:入江篤志

☆小3の頃は、九九が覚えられず 居残りをさせられたぐらいの学力の子。

しかし、すぐれた師匠達との出会いのお陰で、私立洛星中学、さらに京都大学法学部に合格する。

ところがその後学習意欲を喪失。

長いモラトリアムの末アルバイトをしながらプロ家庭教師に、そして学習塾を設立、今に至る。

 

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