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入江塾は、京都市の「育星舎」の中学受験専門部門で、小学生を対象とした進学塾です。無理のない楽しい中学受験で志望校合格を目指します。本部の北野教室(北野白梅町、円町)を中心に出町教室でも開講中。洛星、西京、洛北、東山、同志社、京都女子、同志社女子など多くの中学に合格の実績があります。

同窓会

1月2日に毎年、私を含めて洛星中学高等学校の14期生数人が集まる。

今年も行った。

65才または66才の私達の中には定年を迎え悠悠自適の者もいるが、子会社の社長や監査役、医者などでまだ現役の方が多い。

 

将来の仕事に対し、父は1.大企業に入る 2.上級の国家公務員になる 3.有力な資格をとる、の3つの方向を私に選択させた。

多くの友人はその方向に進んだが、私だけは大学を中退した。

親のつくったレールの上を走り続けることができなくなったからだ。

それでも20代後半まで親の脛をかじっていたが、ついに家を飛び出し喫茶店のウェイターのアルバイトをしながら自活を始めた。

家庭教師そして個人塾を始めた頃も、弁当屋の配達など午前中できるアルバイトを併用していた。

塾だけで生計を立て出したのは34才の頃だろうか。

それでも生活は大変だった。

 

私はその頃、将来を嘱望された友人達をうらやましく思っていた。

ところが、去年の1月2日の集まりで1人の友人(東京大学理科Ⅰ類卒)が「あの頃、お前を心配していた」と言ってくれた。

「ああ、僕のことをそんな風に思ってくれていたんだ。」とちょっと感動した。

そして彼らと交流できていることに感謝した。

 

中学受験も大学受験も親の影響が大きかった。

しかし、受験勉強をしたお陰で学習塾の講師が勤まってきたのだなと今さらながら思う昨今である。

 

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●育星舎グループ顧問:入江篤志

☆小3の頃は、九九が覚えられず 居残りをさせられたぐらいの学力の子。

しかし、すぐれた師匠達との出会いのお陰で、私立洛星中学、さらに京都大学法学部に合格する。

ところがその後学習意欲を喪失。

長いモラトリアムの末アルバイトをしながらプロ家庭教師に、そして学習塾を設立、今に至る。

 

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