「楽しい中学受験生活が送れる」これが入江塾の特色の総論だとすると各論は何か。
まず生徒に必要以上の受験勉強を無理にさせないということ。
これは数十年受験生をみてきたプロとしての結論。
受験のための学習は多くの量、多くの時間をそれにあてればよいというものではない。
ある意味「受験勉強は必要悪である」と考えられる面もある。
とすれば苦痛は少なければ少ないほどよい。
灘中学を筆頭に難関校合格者数を競う大手塾では「質より量で勝負」の世界だからそれは言わない。
多くの保護者は誤った情報に接し、より多くの、より難しい問題をしなければと不安になる。
生徒は過剰な負担に苦しみ、少なからず途中で挫折する。
挫折はせずとも多くが所期の目的を達せず受験勉強の辛さのみを経験する。
もちろん一部の上位層は他の塾でも出せたであろう結果を出す。
…それは極論かもしれないが。
入江塾では6年生でも習い事をしている生徒がいる。
必須の授業時間が少ないのでそれが可能なのだが、相談があればさらに協力もする。
好きな事を無理に辞めさせても受験に集中するとは限らない。
別の事をしているから受験勉強の効率が上がることもある。
中学生になる前に大量の課題を与えられ、疲れ果てては元も子もない。
これから学問のおもしろさを知らなければならない、そんな時期なのだから。