受験前日の夜は全然眠れなかった。
そして当日。
わざわざ来てくれた斉藤先生。
ぼくは寒いだろうと思って母といっしょに自動販売機でコーンポタージュスープを買った。
そのときは試験のことで頭がいっぱいでドキドキしていて何もしゃべられなかった。
先生から袋をいただいた。
中身はメッセージカード、カイロ、チョコレート、最後は入江先生の絵が入った消しゴムだった。
消しゴムをさっそく使った。
テスト後は合格すると確信していた。
入試が終わってお母さんに「苦手な国語ができた」と報告した。
ぼくが合格したのは、国語の点数が良かったからだと思う。
「彼はものすごく繊細ですから、機嫌を良くさせて下さい。」
と入江先生からお願いされました。
その言葉は私の心に深く染み込みました。
といいますのも、息子は家では口が達者で自分の物差しを持っており、容易に私には歩み寄らず、自分が納得しなければ譲らないところがあります。
私の前では強引さを見せていますが、塾では私の知らない弱い一面を出しているのを知り、大変驚きました。
その親には見えなかったガラスの様な脆さのある心を見抜いて下さったのが、入江先生、佐藤先生など塾の先生方です。
その塾の先生方はいつも笑顔で接して下さり、常に希望を抱き続けるように最後まで指導
して下さいました。
息子は言うに及ばず、母親のこの私にまでです。
受験当日に渡して頂いた、見かけは小さいですが中身の一杯詰まったプレゼント。
魅了したのは、男前に描かれた入江先生の似顔絵の消しゴム。
筆記用具に変身して、本番まで一緒にいて下さる強い味方です。
そして先生方がお一人お一人書いて下さった「一言集」。
しかも直筆です。
筆頭は入江先生、そして黒色、青色や緑色のペンで書かれた沢山の先生方からの「見守っているよ!」という内容のお言葉集でした。
本人はもとより、私の方が感激してしまい、胸にジーンと熱いものがこみ上げてきました。
先生方の心の温かさがいっぱい詰まった大きな大きなプレゼントでした。
これからも親子共々、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
常翔啓光学園中学校の受験指導行います