2021-01-29
解き方は典型的な和差算、時計算なのですが、見慣れないグラフに受験生は戸惑ったと思われます。
アナログ時計の特徴を思い浮かべながらグラフを読み解ければ、計算は少なくスムーズに解けます。
(1) ABの長さは長針と短針が重なっているとき最も短くなり(長-短=1cm)、
長針と短針が反対の向きを向いているときに最も長くります。(長+短=8cm)
(2) 長針が短針の60°後ろ(2時)から、180°前(《あ》)の位置まで追い越すことを考えます。
長針と短針が反対の向きを向いているときに最も長くなります。(長+短=8cm)
(3) 長針と短針が作る角の大きさが等しい場合はABの長さも等しくなります。
よって、《い》~《あ》までの時間と、《あ》~3時までの時間は同じです。