去年の夏期講習期間後半、私は体調を崩してしまった。
今年はそのようなことのないようにスポーツジムにも通いながら体調を整えていたのだが、やはりだめだった。
講習そのものは若い講師に任せているので影響はないのだが、暑さに弱くなっている自分は情けない。
以前はこんな状態ではなかった。
特に「科学の学校」の夏合宿をしている頃は野外活動までやってのけたのだ。
夏合宿は2泊3日で、学習部門の夏期講習の盆休み期間にあてられた。
だから、参加講師たちも大変だった。
特に小学低学年担当の先生はその世話に苦労した。
初期の頃は合宿のノウハウもなかったので、理科実験教室を大阪で主宰し、小豆島に合宿施設を持っていた藤原学園のお世話になった。
第1回の参加者は8名だったと記憶している。
広大な敷地に立派な理科実験施設と宿泊施設、海と山の自然。海水浴も楽しんだ。
10回ほど続いただろうか。
小豆島の他、和歌山県の田辺市、岡山県の犬島、京都府の京丹後市、岐阜県の飛騨高山などいろいろ懐かしい記憶が残っている。
参加人数も最大80名に達した。
小学校4年で小豆島の合宿に参加した生徒の1人が現在育星舎の講師をしている。
年をとったわけだ。