最近教え子が2人会いに来てくれた。
1人は東大に受かったという報告をしてくれた。
私が中学受験部門の入江塾で指導したのは彼が小学生の頃。
その後大学受験部門のVキャンパスにも来てくれていたので気にはしていたが、校舎が違うので久しぶりに会った。
受験を乗り越えた逞しさに満ちていた。
ちょうど小5生の授業中だったので、お祝いを言った程度のあいさつしかできなかった。
教室に戻ってから、「彼もこの生徒達のような頃があったのだなあ」としばし感慨に浸った。
彼は小6生になった時に洛星中学を目指し始めた。
小5の復習課題も加え、急に多量の学習をしなければならなくなった。
それを乗り越え見事合格。
入学してから学習意欲をなくしかけたようだが、中3の頃から学年のトップクラスに。
大学受験は順当にいったようだ。
もう1人は新聞社に就職が決まり、京都を今日発つということでお別れに。
彼も入江塾、Vキャンパス出身。
小5生で京都に鳥取から転居してきた。
急遽中学受験が決まり、お母さんが入江塾を見つけてくれた。
本人にとって大手進学塾では今までとのギャップが大きいとの心配りからだろう。
そんなお母さんがお亡くなりになったのはほどなくしてからだ。
いろんな苦労もしてきたようだが、今は新しい社会生活に向かって目を輝かしている。
彼らを見ていて若さというものがうらやましく思えてきた。