2021-02-08
長針が特殊な動き方をする時計算です。
針の動きは単純ですが、途中様々なことを考える必要があります。
最終的に不定方程式に行きつきますが、これをいかにして解くかが問題です。
短針と長針のついた時計があります。
図のように、最初は短針と長針が12時の位置でぴったり重なっています。
短針は1時間につき30°の一定の速さで右回りに動きます。
長針は次のルールに従って動きます。
(ア)長針は1時間につき360°の一定の速さで動きます。
(イ)長針は、最初は右回りに動きます。
(ウ)長針が右回りに動いている間に短針とぴったり重なると、長針は回り方を変えて左回りに動きます。
長針が左回りに動いている間に短針とぴったり重なると、長針は回り方を変えて右回りに動きます。
ただし、回り方を変えるのに必要な時間はないものとします。
(1)短針が動き始めたのち、初めて短針と長針がぴったり重なるのは、短針が動き始めてから□
時間後です。その次に短針と長針がぴったり重なるのは、短針が動き始めてから□時間後です。
(2)短針が動き始めたのち、初めて図の12時の位置で短針と長針がぴったり重なるのは、短針が
動き始めてから何時間後ですか。