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入江塾は、京都市の塾グループ「育星舎」のなかの中学受験専門部門で、小学生を対象とした学習塾です。授業は1科目週1回1時間。無理のない楽しい中学受験を。本部の北野教室(北野白梅町、円町)を中心に出町教室・桂教室でも開講中。洛星、洛南、西京、洛北、東山、京都女子、同志社など多くの中学に合格の実績があります。

教育虐待 その3

以前IQ(知能)について述べさせていただいた。スポーツや芸術などの分野と同様に学習の領域にもある程度「素質」「知能」なるものが存在することは否定できないのではなかろうか。教育虐待とはその存在を無視し、「やればできる」との偏った発想のもとに子供を追い込んでしまうことであろう。

 

昔、塾に来られたある親子のことは、私がうつ病で苦しんでいるときだったのでよく覚えている。父親は息子(Aくん)に自分の職業を継がせようとしていた。もちろん、Aくんがそれを望んでいるということを大義名分にしていたが。父親はそのために行くべき3つの中学校を指定してきた。

 

私は体調が悪かったが、父親の勢いに押され個人指導もせざるを得なかった。Aくんは自分から積極的に中学受験をしようと思っている生徒とは到底見えなかった。それよりも父親を恐れているようにも思えた。母親も父親の言いなりのような状態で、Aくんの気持ちを正しくくみ取ることをしようとはしていなかった。私はAくんに同情し、追い込んでしまうような教え方はしなかった。成績はなかなか上がらなかった。

 

特に国語が悪かった。模擬テストで一時限目の国語の時間に、Aくんは必ずトイレに行った。だから時間が足りず、最後まで解けなかった。私は「この症状は神経性のものであろうから何とかしてやってくれ」と父親に頼んだが無視された。

 

受験校について私は父親と交渉したがなかなか受け入れてもらえず、結局Aくんは3つの中学校には合格できなかった。私にとっても悔いの残るものであった。今の入江塾ではこのような父親を受け入れることはまずない。

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●育星舎グループ顧問:入江篤志

☆小3の頃は、九九が覚えられず 居残りをさせられたぐらいの学力の子。

しかし、すぐれた師匠達との出会いのお陰で、私立洛星中学、さらに京都大学法学部に合格する。

ところがその後学習意欲を喪失。

長いモラトリアムの末アルバイトをしながらプロ家庭教師に、そして学習塾を設立、今に至る。

 

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