入江塾の特色の各論3つめは、講師の層が厚いということ。
年令でいくと還暦を過ぎた私より少し上の先生 から各世代にまたがり、今春入社した講師は27歳。
ベテランという意味では年令が高い方が良いかもしれないが、生徒との感性の近さでは若さも重要だ。
また特に算数などの難問に対しては私よりも若い講師の方が処理能力が高くなっている。
それぞれの年令に応じた良さ、それを生徒達に対し発揮しているといってよい。
入江塾には女性講師も多い。
合格体験記によく出てくるS先生とY先生は女性である。
効果的な声かけやスキンシップはその特権を生かしており、男性の私から見れば羨ましいかぎりだ。
最近は売り手市場なのか講師募集をしてもなかなか集まらない。
こんな時に無理に生徒数や教室数を増やそうとしてはいけないと思っている。
しかし、この時とばかり教室展開をしている大手塾がある。
業界内で聞こえてくるのは悪いうわさ。
講師の質の悪さを教材やシステムでごまかしている、講師がころころ変わる退職者が多いブラック企業であるなどなど。
先日も中学1年になった元入江塾の女の子達が大挙して来塾した。
S先生、Y先生などと賑やかに話していた。
「おい、授業中に来るなよ!」と言いたかったが。
「あの懐かしい先生が今もいる」そんな入江塾でありたい。