入江塾の特色の各論4つめは生徒が少人数であるということ。
少人数制をうたっている塾の中には生徒が集まらないので結果的に少人数という場合もある。
入江塾の場合は、教室の大きさから物理的に人数に限界がある。
私は30年程前、個人塾からスタートした。
個人で指導できるのはせいぜい70名程度と言われている。
100名ぐらいになると悩ましい問題が起こる。
一方、専任講師(社員)を雇うべきかどうか、すなわち他人の生活を保障するだけ生徒数、収入を増やしていけるかどうか。
他方、自分がやってきた指導内容と同質のものを生徒に提供できるかどうか。
私が考え出したのは各部門、教場で独立して塾運営をしていってもらうこと。
運営に関して自己責任の塾長がアメーバのように増えていけばそれでよいと割り切ってしまうこと。
それが育星舎グループのできた背景だ。
だから育星舎グループの一部門である入江塾は塾としては少人数である。
育星舎全体からすれば面倒見がよいこじんまりした塾である。
特に中学受験の最終学年である小6生がまとまるためには人数が多すぎてはいけない。
当然、大規模塾にはそれがない。
入江塾のこの良さを根気よくアピールしていきたい。