僕は5年生から入江塾に入りました。
最初は分からない事だらけだったけど、先生に質問すると丁寧に教えてくれてすぐに分かるようになりました。
算数と理科の成績がわるく、6年生から個人指導と理科対策をしてもらうようになりました。
個人指導の木村あつし先生はやさしくていねいに教えてくれて、今まで分からなかった問題がすこしだけできるようになりました。
理科対策では、30点台というとんでもない点数をとってしまうこともあり、八木先生に怒られたこともありました。
過去問をやるようになって、あと1点で落ちた、などということもしばしばありました。
しかし、先生たちがはげましてくれたり、ていねいに教えてくれたおかげで、なんとか合格することができました。
木村あつし先生、木村たかし先生、佐藤先生、八木先生、富田先生、入江先生、ありがとうございました。
息子「みんな行っているし、中学受験の塾に行きたいな。1年生から行っている子もいるんだよ。」
両親「そんな早くから行く必要ないって。暇だったら、今は本をたくさん読みなよ。テニスだって急にうまくなり始めたところじゃないか。」という押し問答を1年近く繰り返し、4年生の終わりにやっと我々も重い腰を上げて塾を探し始めました。
私たちは夫婦共に中学受験を経験しており、中学受験をすることには肯定的でした。同時に、身体の発達と同じく、頭の発達のスピードも特に小学生のうちはバラバラ。
早く飛べるようになることと、ゆくゆく遠くまで飛べるようになることは全く別であるのにもかかわらず、その中で早熟な子を選び出すことに特化し、たまたま早熟でない子に劣等感を抱かせるような中学受験の風潮には疑問を感じていました。
特に早生まれの息子にとって、それは本当にいいことなのか、と。
その中で、「ピークを中学受験に持ってくる必要はない」「新しいことを学ぶことを嫌にならせることが一番の問題」を標榜する入江塾は新鮮であり、出町教室が近かったこともあって息子を通わせ始めました。
「個々のレベルに合わせて指導すること」と「ただ単に優しく接すること」は紙一重であり、最初は「どんな塾なんだろう」、と案じていましたが、楽しそうな塾での話を息子から聞き、月一の先生たちのコメントを見て、前者であったことに安心して、息子をお任せすることにいたしました。
「心配ごとがあれば、どんなに小さなことでも、いつでもお電話でもメールでもご連絡ください」とやさしく声をかけていただきながら、一度も個別の連絡をしなかった私たちを、先生たちはさぞかし、「やる気のない親だなぁ」、と思っておられたかもしれません。
しかし、「勉強は指導のプロに任せよう」というのが私たちのスタンスでした。
むしろ、息子から時々聞く先生たちのビシッとした言葉に、我々も背筋を正されていました。
受験前、過度に不安を高めずに、教室の仲間たちと切磋琢磨させて本番に向かってモチベーションを徐々に上げていく先生たちの手腕には感服しました。
「入江のみんなで頑張る」というのが息子には心強かったようです。
出町教室に一人で通う時間が長かったのですが、いま思い返すと、北野の校舎にもう少し早く行かせてあげたほうがもっと楽しく、やる気を出させてあげられたかもしれません。
受験前の数か月、塾の滞在時間を自分で伸ばすことを進言して塾に通う息子は、顔つきも少し引き締まり、少し大人になった気がしました。
最終的には自分の行きたかった中学に合格し、喜ぶと同時にほっとした顔を見せる息子に、「彼なりにストレスを感じていたんだな」と、私たちもほっとしました。
勝負ごとに絶対はなく、どうしても運不運が大きく影響します。
しかし、息子にとって自発的に試験に向かって勉強する経験をできたこと、そして結果的にそれが成功したことは大きな財産になったと思います。
入江塾は主体的に自分と向き合い、目標に向かって学習をする、その仕方を学びたい方にとって最適な塾であると感じています。
2年間、ありがとうございました。
入江塾に通うことで、息子の成長・変化を目の当たりにすることが出来て、最後には彼の満足に満ちた笑顔を見ることが出来て、親の私たちも幸せでした。